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■ファミコン・懐かしゲーム
■普通の日記■2008年8月分3
※「忍者龍剣伝」のネタバレご注意下さい。




■第3章「龍剣に本気でハマる」

さて、前回日記で書いた例のゲーム大会から2日ほど経ったある日。
↓この部分についてなんですが。




なんとかコンティニューを繰り返し、
4-2に到達したとき、
この面の音楽、初めて聞くはずなのに、歌えることに気づく。
すげえ幼き日の扉が開く。「あ、これ15年くらい前に聞いたことある!」って(笑)。
当時持ってなかったし、友人の家でちょっと聞いただけのはずなので、歌えるほど憶えているのはちょっと変だな?何でだろう?
と思ってたんだけど…この謎はまたあとで。









気になって調べてみたら、

コレ!

ゲームボーイの忍者龍剣伝!!
その名も「忍者龍剣伝GB摩天楼決戦」

これの3面が、ファミコン忍者龍剣伝の4-2と同じ曲だったんですよ!

こっちは小学生の頃すげえやってました。
僕はこれで忍者龍剣伝知ったんですよね。

当時ファミコン1日1時間だったし、そろそろスーファミ出る時期だし、
自分でやってたのはこのゲームボーイの忍者龍剣伝だったんですね。

塾の行き帰りや自分の部屋でコッソリとやりまくってました。クリアした記憶はないですが(笑。
ちょうどSAGAとかネメシスとかテトリスとかやってた、ゲームボーイが一番熱い時期。
もちろん初期型のゲームボーイヤツですよ。重くて紫ボタンの。
なつかしい〜!

ちなみにGBの忍者龍剣伝は、現在ではこのようにしてやってます。
スーパーゲームボーイに忍者龍剣伝GBセットして、それをスーファミ互換機FCX2にブッ差し、
しかもスーパージョイカード(スーファミ連射パッド・ハドソン純正)を接続。
すげえおかしな事になってます。
これの利点は、ゲームボーイのゲームが連射出来ることです。

もうこのころのGBのシューティングはボタン押しっぱなしで自動連射になるのもあるんですが、
アクションはやっぱ、連打が必要なんですよね。
ロックマンワールド(ロックマンのGB版)だの忍者龍剣伝だのって。

ゲームボーイやGBASP実機なんかでは連射機能ないですから、
そして何よりクリアな大きなテレビ画面で出来るというのも利点。
過去のGBソフトはこの形態でやるのが一番です。
ちなみに本物のスーファミ本体はブチ壊れたので封印してます。


こんなかんじ〜。

時代はファミコンの忍者龍剣伝より前の設定なので、ちょっと若い?


「シネマディスプレイ」はないですが、
ボスを倒すとこんなグラフィックが出ます。
この後、ボスの体が輪切りにずれて左右に飛び散ります(言葉で説明するの難しい)。

難易度はそんなでもないかも。
久しぶりに何度かやって5面のボスまで行ったんだけど、死にました。








■で、この謎が解けたおかげで昔の記憶がバーっと蘇ってきて楽しくなっちゃって、
本格的にファミコン「忍者龍剣伝」にはまりました。

友人達とも、「次は絶対クリアしようぜ」と誓い合ったので、「とにかく修行しよう!」と。
反射神経もなく器用でもなく記憶力もないゲームドヘタな僕でも、 がんばればマリオ2だってクリアできるようになったんだから、 これだって出来ないはずがない!
というわけで…。


その後2日間、暇を見つけてはちくちくプレイしました〜!

※画像について
普段カメラ片手にゲームしていないので、あと写真なんか撮る余裕なかったので、途中までの画像は、あとから撮影したモノが混ざっています。
またラスボス戦で可能な限り何度もやり直して再現しましたが、実際のプレイ時とはパワーメーターが1か2違う可能性があります。残機は1でした。
ご了承下さいm(._.)m。






もうホントに、10m進んでは敵の行動パターンを憶え、
安全位置を調べる、という作業。

ここの面は敵は一切無視でガンガン進む、
とか、
ココの面は一歩ずつ歩いて出た敵を必ず仕留めないと大変な事になる、
とか。

で、修行の甲斐あって、
なんとか鬼門の6-2、6-3クリア!!
扉に入ると…


ムービーシーンが入り、
鬼面夜叉登場!!

ラスボス1体目、
鬼面夜叉戦、開始!!

見えにくいですが、画面下中央あたりに赤い玉をまとって歩いてくる鎧武者が鬼面夜叉です。

そして画面左上で恐怖に震えているのが主人公です。

このボスは(たぶん)倒せず、中央の赤い玉を破壊すると勝利。


やったー!撃破!ノーダメージ!
これは安全地帯さえ憶えて、垂直壁登りさえ出来れば簡単なんですよね。

※垂直壁登りとは…
このゲームの特徴的なアクションで「壁にひっつく」事が出来るんですが、
普通上に登るときは三角飛びの要領で、向かい合った壁をジグザグに飛びついて行かなければならないところを…、

今ひっついてる壁からジャンプした瞬間、元の壁の方向に即座に キーを入れる事で、 もと居た位置より微妙に上にひっつく事が出来るんです。
正式な操作方法ではなく、どちらかというと裏技に近い部類なのですが、 龍剣を極めるためには必須技術です。

ただ忍者龍剣伝「1」では高等技術だったこの技も、
「2」ではどの壁でもひっついたら登り降りできるようになってます(笑。





しかし喜びも束の間、鬼面夜叉を操っていた本当のボス・邪鬼王が登場!!


おのれ邪鬼王!!

邪鬼王 降臨!!
画面右上のやつが邪鬼王。
実はこの後にももう1体ラスボスがいて、全部でラスボスは3連戦なのですが、(それはラスボスって言わないか?)
「この2体目が一番強い」と評判なのです。

ゲームセンターCX見て、多少は動きを知ってるモノの、
ご覧の通り、邪鬼王戦開始直後、
忍術メーターはゼロ!!
(画面左上のピンクの所の数字)

CXで有野は忍術メーター80以上の状態で炎派の術使用(最強状態)でやっと倒していたのですが、
そんなの全くねえです!

戦車に竹槍で挑むがごとく
この龍剣で斬りつけるのみ!!



邪鬼王のアップ!

いくぞ!!












倒したーーー!! Σ(@□@|||)!

信じられない!
自分でも!
しかも半分以上パワーのこっとる!!


あまりに脳内麻薬全開だったモノで、
どうやってボスの攻撃をよけられたのか全くわかりません。


邪鬼王を倒し、エンディングかと思いきや…
なんと邪神が復活してしまう!!













で、これが復活した邪神!!
正真正銘最終ラスボスです。
前の2体のラスボスを1回で倒してここまで来た事がなかったので
思わず撮影!

忍術はゼロですが、パワーが満タンというのはいいですね。

※6-4、6-5のラスボスで倒されると問答無用で6-1に戻されます。
ボスの強さもさることながら、そのシステムでとどめを刺され、
絶望してやる気をなくすプレイヤーが多いのが特徴です。


マリオで言ったら、8-4のクッパで一度でも負けたら、 再開は8-4のスタート地点ではなく、8-1のスタート地点まで戻される、という事です。
そこから再びラスボスのもとへ行くには、修行を積んでない限り20〜30分かかるので、 もう地獄。


また、6-1からやりなおして再びラスボスに挑む場合、既に倒したボスは出ず、 負けたボス戦から始まってくれるのですが、パワーは満タンにはならず、 そこまで来る道中、パワーが減っていればそのまま戦闘開始。

この真のラスボスはノーダメージで倒す事などほぼ不可能なので瀕死で辿り着いてしまっても、速攻で殺されてまた6-1からやり直しになり、 やる気をそがれます。

今までも1・2度このボスまでは到達できたんですが、 仕事の合間に隙を見てやってるので、何度もやり直す時間も集中力もなく、諦めてました。


◇料理方法◇
このラスボスは、おなかが弱点なのですが、 そこを攻撃するためにはまず、頭としっぽを切り落とさないといけません。
まず頭を切りつけまくり頭を落とし、
次にしっぽを斬りつけまくりしっぽを落とし、
ようやくおなかを攻撃する事で初めてダメージが与えられる、というひどい設定。
なので、1ダメージも与えられず死ぬ事もあります。




「こっ…こんなチャンス二度と無い!
クリアは出来なくても、ボス戦の修行をさせてもらう!行くぞ!!」
ゴゴゴゴ!!







ズバズバ!
あ、嘘!!




…行けそう!!




















やったーーーーー!!

真のラスボス撃破!!
ラスボス3連戦に1回で勝利!!


勝てそうになったらすげえオロオロして
どうやってこんなにパワー残して勝てたのか分かりません。


ドガンドガン!

ズズズズ…

終わった…
忍者龍剣伝
人生初クリアーー!!!

自力クリアできるなんて思ってなかったよ(>▽<)!!
次のゲーム合宿のために、 少しでも腕を上げておこうくらいしか思ってなかったので余計に嬉しい!



「クリアしたーーーー!!」と友人にメールを送ると、
あまりに感情がたかぶったメールだったため、
直後おめでとうの電話がかかってくる(笑。
ものすごい興奮していたのであんま憶えてませんが、ありがとう(おい)!








ちゃんとクリアした証拠に、
ゲームセンターCXのDVDには確か収録されてなかったと思う
スタッフロール。

そしたらなんと、4-2の音楽がエンディング曲でした。
このページの頭でも紹介した、GB版でも使われてるという例の曲です。
まさか子供の頃から聞いてた忍者龍剣伝の曲が、オリジナルのファミコン版忍者龍剣伝のエンディングテーマだったとは。
良い曲です。
エンディングなので、ループではなくきちんとスタッフロールの終わりに合わせて専用フレーズで終了します(≡Д≡)。



そして、アクションロッキーなどの卑怯な技を使っていない、
自力クリアの証拠に、ファミコン本体と同時撮影(笑!

※アクションロッキーはPARとかと同じで、
「残機減らない」とか「無敵」などの状態でゲームが出来る装置です。
この忍者龍剣伝には対応してないと思いますが、
もちろん使ってませんよ!







長かった戦いはココに終わったのであった…。












でも二度とできねえ(笑。


というわけでこの夏、自己紹介欄の「好きなゲーム」の所にコッソリと「忍者龍剣伝」を追加しておきました。

興味を持たれた方はヴァーチャルコンソールでもあるらしいので、是非プレイしてみてください。
そのうちまた「コレクリアできたらすげえな、かっこいいな」と思うファミコンソフトをちくちくやっていきたいと思います。
忍者龍剣伝の続編もあるし、また面白ゲーム合宿があったらここで報告します(≡Д≡)。



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