■ファミコン・懐かしゲーム |
■ゲームプレイ日記■2008年8月分2
※「忍者龍剣伝・スーパーマリオ・グーニーズ」などのネタバレありますので、ご注意下さい。 地獄のゲーム合宿!! カオス!!(挨拶) これが2008年かというくらい、 ウチのテレビの前はファミコンでいっぱいです。 右上にプレステ3も見えますが、 これはオブジェです。 あ、いえ、見てもらいたいのはそんなことではなく、 この前、男3人による夜を徹した 熱いファミコン合宿が開催されてしまったので、 今回はその模様を日記のネタにいたします(笑。 普段ゲーム大会は、WiiかDSの流行りのゲームやるんですが、 飽きたら良くファミコンやりながら懐かし談義するんです。 前回も、ゲームの上手い友人が、 なんか「グーニーズ」やってるなと思ったら、 あっという間にクリアしやがりまして(笑)。 ←気がついたらエンディング画面で。 「ちょっと!俺もまだクリアしてないのに!何してんの!」と。 で、いつものようにファミコンカセット見ながらわいわいやってたんですが、 その時「コレやろうぜ」と友人の選んだソフトが なんと「忍者龍剣伝」! うわソレ選ぶか! いや実は「ゲームセンターCX」でやってたから試しに買ってきただけで、 自分では1時間くらいしかやってないんですよ。 知ってはいたんですけど、子供の頃は持ってなくて、友達の家でしか見たことがなかったんですよね。だから生涯で1時間。 何せ「CX」では、有野が「魔界村の比じゃない。今までやった中で一番難しい」って言ってたくらいの高難易度ソフトらしいので、僕も全然クリアする気など無く放置してたんですよ。 カセットは秋葉か中野で買ったものだったと思いますが、攻略本は見あたらなかったので、 これはクリアは無理だろうな〜って。 でもせっかく買ったソフトをやる良い機会と思って3人がかりで挑む事に。 あとでいろんな人に聞いてみたら結構知らない人が多い。 忍者龍剣伝は海外では「ニンジャガイデン」という名前で出てて、 最近バツ箱とかで続編が出てたと思います。 ■第1章「忍者龍剣伝をプレイ!」 この忍者龍剣伝は、グラフィック・音楽共に、ファミコン最高水準のアクションゲーム。 難易度もすごく高いのですが、操作性が良いので、ゲームマニアの間では名作として有名です。 1988年発売。 最大のウリは、オープニングや章と章の間に「シネマディスプレイ」と呼ばれる、 現在で言う「ムービーシーン」が入っていることです。 ←これなんか、章の中間地点でいきなり流れるんですよ。 この規模のアニメーション映像がオープニング以外で流れるゲームなんてそうそう無いと思います。 ↑←まるで映画のよう。 当時のファミコンのアクションゲームは、説明書では長々とストーリーや世界観が書いてあったとしても、 ゲーム内でそれが語られることなど皆無に等しく、むしろ説明書に書いてある世界観など一切無視のゲーム内容のものも結構あったりして。 だからこの忍者龍剣伝はすごいんです。 子供の頃はそんなに話題になってなかったけど。 まず1章はニューヨークシティかしら。右上の「1-1」が1章の1ステージ目って事。 オープニングにて父の遺言でアメリカへ行け!て言われてアメリカへ。 敵もナイフ投げてくるヤツ、バット持ったヤツなど、 マイケルジャクソンの「今夜はビートイット」PV的な世界。 …知らん? 1章は死ぬほど簡単なので、好感が持てます。 「難易度高いゲーム」であっても、初っぱなから激ムズだと腹立つもんね。 そういうのはクソゲーと言われます。 ファミコン時代は良くあったけど、現代でそれは難易度調整失敗と呼ぶ。 「パルテナの鏡」とかね(゚д゚)! ちなみに画面の見方: 「P」が残機、「忍」が忍術ポイント。これを消費する事で忍術が使える。 その横の「カッコ内」が現在使える忍術。 「NINJA」が主人公の体力。「エネミー」はボスの体力。ボスのもとに辿り着いてようやく意味をなすメーター。 2章の2。「CX」で有野が1時間詰まった(76回死亡)という箇所。 ランダムに歩き回り、ナイフを大量に投げてくる敵。 敵に当たってもナイフに当たっても谷に落ちて死にます。 着地点にいるのでなかなか進めません。 悪魔城ドラキュラでもそうですが、 死因の第1位は「落下死」。 ダメージ受けるとベインってうしろに吹っ飛ばされるシステムのため、足場の狭いところや空中で敵に触れることは、いくら体力が満タンだろうと死を意味します。 ここは「ジャンプ斬り」ではなく、「斬りながらジャンプ」が出来る事に気づかないと進めません。 (普通はジャンプボタンを押した後、斬るボタンを押すと思うんですが、 ほぼ同時押しで、斬りながらジャンプすることが出来ます。) 僕は「昇り斬り」「降り斬り」と呼んでいます。実は1回のジャンプ中に、2回ほど斬れるんです。 この箇所は、画面に敵が出現した瞬間、ナイフを投げる前に昇り斬りが正解。 さらに死なずにこのへんまでこられれば、画像のように、炎派の術という便利な飛び道具でやっつけてから渡る事も出来ます。 らくちん。 3章の2。 このゲームは難易度は高いかわりに何度でもコンティニューできるので、 何度かやれば必ず少しずつ進んでいくし、 初プレイでも、まだこのへんの面は特にハマるところはない。 やられても、「あ、あそこで1回垂直ジャンプすればいいんだ!」ってすぐ解法が分かるレベル。 難なくクリア。 ちなみに画面中央のハチドリみたいな方の鳥には当たり判定がないみたいなので、 倒すとアイテムが出てくるただの背景と思っていても大丈夫です。 見てこの 緻密かつ綺麗なジャングルの木々の描写! これがファミコンか! 1980年代だすよ?! ↑同じ忍者アクションゲームの「木」のグラフィックでもこんなに違うんだぜ!? 左:じゃじゃ丸の大冒険、 真ん中:影の伝説、 右:忍者ハットリ君。 僕はグラフィック至上主義者ではないので全然しょぼくても気にはなりませんし 発売年が違うのを単純に比較するのも可哀想ですが…。 それにしても同じファミコンでこの書き込みにはビックリ。 そして龍剣最強の雑魚キャラ、 「鳥」。 この鷹みたいな方の鳥はもう最強。 予測しにくい動きで画面中を飛び回り、倒されるまで何度も高速でかっ飛んできます。 あとで白い色のバージョンも出てきますが、1回体当たり喰らうだけで体力ゲージが3つも減るのでボス級の攻撃力ということです。 ちょっとまって!茂みの描写に見とれてるんだから! なんとかコンティニューを繰り返し、4-2に到達したとき、 この面の音楽、初めて聞くはずなのに、歌えることに気づく。 すげえ幼き日の扉が開く。「あ、これ15年くらい前に聞いたことある!」って(笑)。 当時持ってなかったし、友人の家でちょっと聞いただけのはずなので、歌えるほど憶えているのはちょっと変だな?何でだろう? と思ってたんだけど…この謎はまたあとで。 とにかくこのゲームは、「ロックマン」や「アテナ」などファミコンには良くあるんですが、 敵が無限にわき出てくるタイプ。 同じ場所に立っていれば、永久に湧いてくる敵の猛攻で死ぬことになります。 1回倒したと思っても、次の敵を避ける時1歩うしろに下がっただけで、 さっきの倒したはずの敵が元の場所からわき出てくる、という状況もよくあります。 敵をしのぎながら、1ミリずつでも前に進んでいかなければなりません。 敵のわんさかいるところでタイムを押す勇気がないので画像では全然まわりに敵がいませんが、 お察し下さい(笑。 で、3人がかりでようやく5-4へ到達! この時点で、僕の自力プレイの最高記録をゆうに突破してます。 男3人による友情プレイの威力は絶大(笑! 今見ると、アクションゲームなのに漢字フォントが使われてるのはスゴイですよね。 字がいっぱい出てくるRPGやアドベンチャーですら、全部ひらがな表示ってゲームも多かった時代ですし。 内容はSFなのに全部ひらがなとか(笑。 ついに第5章のボス、マルスと対決! (画像はその後撮ったモノですが。) オヤジの仇! しかしあえなく死亡。ゲームオーバーで戻される。 そこでゲームセンターCXのDVDを思い出して、 ジョイカード(連射パッド)を導入! こいつはダメージ覚悟で、とにかく斬りまくるしかないボスなのです。 全力で連打すれば、ちょうどこっちが死ぬ前に敵が死ぬ感じのバランス。 そう、GBの名作、「カエルのために鐘は鳴る」システム(笑! この面は誰が担当、とか、得意な面をみんなで割り振って、何度もマルスに挑む! ちなみに僕はマルス担当(実は一番楽)。 連射パッドの威力は友情以上に絶大(おい)! なんとか勝てました! ついに第6章へ到達! 実は最終章なんですが(6-5が最終面)、この時点でまだ誰も知らない(笑。 アイテムを取ろうとすると白い小鬼が飛んできて当たる、吹っ飛んだところで鳥に当たる、また吹っ飛んでマシンガンが当たる、まとわりついていた小鬼に当たって吹っ飛ぶ、戻ってきた鳥にまた当たると、画面が少し後退してしまいさっき倒したはずのコウモリが後ろから飛んできて当たる、…という具合に、 1体でも倒し損ねたらもう何も出来ずにただ敵のコンボで体力が尽きるのを見ているしかできない。 敵に当たった瞬間は、わずかながらアクションゲームお決まりの「半透明の無敵時間」があるんですが、どう動こうと常に敵がピッタリくっついているので、無敵時間が切れたところに連続コンボ。意味がありません。 もう地獄。 それでもなんとか6-2へ! しかし画面端から空中を高速で飛んできて無数の手裏剣をばらまくジェット忍者の群れに撃沈! 「どうやって進むんだよ!」って詰まったので、ユーチューブで検索してみたんですが、 どうやらそこで見た動画がまずかった。 なんと「ボス以外一切攻撃しない」という縛りスーパープレイ動画だったので、 全く参考にならない(笑。 ちゃんと他のも検索すれば良かった。 ここでちょっと「無理だろ」という疲労感が出てきたのと、 遅い夕食の出前が来たのでやむなく終了。 龍剣やってた時間は正味2、3時間だと思います。 まあ楽しくファミコンしてただけで、「意地でもクリアしてやる!」という合宿ではなかったモノで。 しゅうりょーーー。 ■第2章「マリオ1〜3連続クリア!」 その後、エキサイトバイクだキン肉マンだとやってたのですが、 前々から合宿でやってみたかった企画、 「ファミコンのスーパーマリオ1・2・3を連続でクリアする」 というお題にチャレンジ! 友人の1人とは前に一緒にマリオやったことあるし、 もう1人も、最近マリオ1をやらせたらいきなり1機も死なずに8-1まで行くという腕を持ってるし、 僕自身もマリオ1と2は合計30分以内にクリアできるので、 いけるとは思ってたんですよ。 マリオ1では、3-1で、マリオ2では1-1で、 マリオ3では1-2でそれぞれ無限増殖ポイントがあるので、 そこの部分は僕が主にやりました。 で、友人二人が10機以上死んだら僕がプレイ、という感じでなんとかなったんですが、 マリオ3がね。きつかったです。僕もやり慣れてないし、長いし、ワールド8はホント地獄でした。 特に難関として有名な高速飛行船も何故か「P羽根禁止」とかいう縛りを作ってしまったので、 2人で合計40機くらい死にました。 それでも何とかクリア! その時の攻略法が、「テレビの音を消す」というものでした(笑。 不気味な音楽や効果音で緊張してしまうのをちょっとでも和らげようとしたんですが、 これがなんと大成功! でも勝ったときのファンファーレとかも聞けなかったので、迫力はナッシング(笑。 画像は撮り忘れたので他の時のモノですが、 「マリオ1〜3」ノンストップクリア、 達成〜!!(>▽<)。 ピーチお前何回さらわれとんねん。 ていうか、背伸びた? 2まではマリオ(でかマリオ)より小さかったけど、 3だとマリオ(でかマリオ)よりでかいね。 で、この後仮眠して翌日怒濤の Wii大会が開催されたのでした…。 実はその前に、「ぶっ通しでゲーム」という 不健康な合宿の反動で、 寝起き状態による 公園キャッチボール&なわとび大会が突発的に開催されたので、 精神衛生上はチャラです(笑。 --------------------------- ■第3章へ■ |