聖剣伝説(ディスクシステム版)

エクスカリバーの危機、みたいな副題、
バルガス・バードス島といった名詞、
今日僕らが知ってる「聖剣伝説」とは違う物ですよね。
結局発売されず幻となったゲーム。

1987年4月にファミコンディスクシステムで発売予定だったらしい。
「仲間がAI(人工知能)で勝手に歩き回る」
というのがウリだったみたい。

「DOG」はスクウェアの「ディスクシステムにいろんなゲーム出すよ」班の名前。
意欲的なゲーム(悪く言えばクソゲー)を連発してました。


確かにGB版聖剣伝説でも
NPCが付いてきてくれて勝手に攻撃してくれる様なシーンもあったよね。
聖剣伝説(ゲームボーイ版)



で、4年後の1991年。
ゲームボーイで 晴れて「聖剣伝説」記念すべき1作目発売。
以前のモノとは全く別物になったみたい。
このゲームもSaGaシリーズとともに、何度も何度もクリアしました。

マトック誤使用して詰みかけたり、
仲間だったモンスターへの最後の一撃に躊躇したり、
「レベルアップですぜ あんたもせいちょうしたもんだ」
の誰が喋ってるんだよ!ってセリフや
敵を倒したときの「ビチョン!」って音を良く覚えてます。


魔法使いタイプでクリアする時は、
魔法が自動追尾だったんで、スクロールで敵復活させて、
「画面内の敵マイナス1」発ファイア発射、
勝手に倒してくれて残り1匹になったらスクロール、
(敵を全滅させちゃうと少し遠くに行って帰ってこないと復活しない)
を繰り返して楽に経験値稼ぎしてました。

最後になると
画面下の超必殺技ゲージが1秒程度でゴンゴン貯まる様になるので
シャイーンシャイーンって動きがまるで変わるのも快感。



よく見ると上と違うんですよこの広告。

FF3の1990年〜クロノトリガーの1995年くらいまでのSFCRPGラッシュ、
スクウェア黄金期の作品はホント楽しかった。

広義ではFF9の2000年くらいまでが黄金期なのかもしれないけど、やっぱりPS初期のクソポリゴンよりは1ドットも無駄にしない後期SFCドット絵が好きなんだよね。ローディング嫌いだし。


攻略本にスタッフが写真付きで載ってるんですが(こういうのも昔の攻略本の楽しいところ。)全員25〜28才くらいで若いんですよね。

しかもイトケンがこのゲームのBGMを作ったのはなんと23歳の時!



NTT出版が最初かね?
攻略本を「基礎知識編」「完全攻略編」
の2冊形態にしやがったのは。

お世話になったしわくさくしたけどさ。
小中学生には痛いんだよねー。

サントラCDも
オリジナルヴァージョン
アレンジヴァージョン
2つに分かれて発売。

ヴァー



RPGの挿絵って言ったらこの人の絵だよね。

よく知らないけど
よく見かけてた。