<<ビックリマン好きの話>> 2002/1作成・2003/3更新
味の世界へようこそ。
どうも。「ヌルいオマケシールコレクター」の今井神です(笑。
趣味で細々と『ビックリマン』などのオマケシールを集めております。
だぶりも入れればとんでもない数になるんですが、ビックリマンは1000種類以上あるうちの半分くらいしか集まってません。奥が深い…〜( ̄ε ̄〜)。
今は特に積極的に収集してるわけではないですし、知識もないですので「ヌル」コレクターなんですが。 「絶対捨てない!」と言うだけの趣味(笑。今でも時々眺めてます。
いうわけで専門知識もほとんどないですが、もっと知らない人へ向けてビックリマン講座的な物を。
レクションは人に自慢して初めて輝くのよ。みたいな(おい)。 なつかしーとか思いながら読んでくださると幸いです。m(._.)m
1985年からロッテより発売されていたいわゆる「旧ビックリマン」。 現在20代前後の方なら誰もが一度は聞いたことがあるような、「スーパーゼウス」「サタンマリア」「ヘッドロココ」「ヤマト王子」なんかが登場する、アレです。
ビックリマン自体はもっと前からあったんですが、僕は「天使vs悪魔シリーズ」からしか知らないので割愛。
ロッチ※」事件とかはなんとなく笑い話として覚えている方もいるんじゃないでしょうか。

近頃新シリーズ「ビックリマン2000」なども発売されて、今でもネットでトレードやオークションなんかで盛んに取引されてるみたいです。
「ビックリマン2000」とは別に、旧ビックリマンの人気シールだけが入っている復刻版「BMセレクション」や、31弾で終わっていた旧ビックリマンの続編として「超元祖ビックリマン32弾」などが発売されるまでに至り、BM業界は旧シールも含めて加熱しています。
ファンとしては喜しいんですが、集めている人がいっぱいいるという事は、シールの値段がいっこうに下がらないという事で(笑、いつか揃えてやろうと思ってる側としてはキビシー(笑)。

2001年12/4には待望の「BMセレクションU」が発売されました。旧ビックリマンで人気の高かったシールが復刻されて入ってる「セレク」の第2弾。
なんとお菓子も変わりました。
いままではチョコの中にピーナッツが入ってるのが代名詞だったんですが、アレルギーの方や、食べ過ぎて鼻血吹く方に考慮してか(笑)、中身がアーモンドに変わってより食べやすくなりました。甘さ倍増。〜( ̄w ̄〜)
みんな知ってる?ビックリマンは食べ過ぎると口の中ウエハースで切られて血だらけになるんですよ?(笑)
らに「セレクション2」には、1枚数万円で取り引きされている人気シールと同じ絵柄のシールが復刻したりして、もそもそ集めました。( ̄w ̄)うふー。
もね。やっぱり復刻版は復刻版。
復刻版でオリジナルのレアシールと同じ絵柄のシールを当てたとしても、オリジナルを欲しい、という気持ちは変わらないんですよ。
何故なら、昔のシールの印刷って、今の印刷より格段にきれいなんです。
昔のシールはドットが全く見えない!今のシールは目を近づけると印刷の点々がはっきり見えます。
肌色を見比べるとよく分かります。オリジナルはふるーい15年前のシールなのに、血色のいい、すばらしい肌色なんですよ。
旧ビックリマンのオリジナルと、復刻版のおんなじシールを見比べてみると、差は歴然。 復刻版は色ツヤも悪いし、輪郭線のまわりに印刷ズレの様な白い線が見えたり。
僕にとっては、復刻版って「限りなく本物に近い偽物」みたいに感じてしまいます。もちろん復刻版を出してくれたロッテには感謝してますし、買いますけど(笑)。


ここでビックリマン間違った知識。
「古いモノほど高い」とか「ホログラムだから高い」というわけではないようです。 確かにホログラムブラックゼウスとかヘッドロココ最終武装とかは馬鹿高いですが、ホログラムでもあんま高くないものも結構あります。逆に人気がなくなってきて、数が出ていない最後の方のシールの方が高いかんじです。
あと同じ名前のヘッドでも、チョコ版とアイス版ではデザインが違い、一部のアイス版ヘッドは異常に高値がつきます。
「プリズムアイスヘッドと後半チョコヘッドは高い・ホログラムはピンキリ」と思っておけば大丈夫でしょう。
もしまだ持ってたら、こっそり教えてね(笑。

用語集

ビックリマン… 「旧ビックリマン」は「旧BM」。「スーパービックリマン」は「SBM」。「ビックリマン2000」は「BM2000」。「伝説復刻版ビックリマン」は「伝説復刻」。「ビックリマンセレクション」は「セレク」などと略す様です。他に「ビックリコ」「ニセシール」などの収集家ももちろんいらっしゃいます。

ホログラム… 一見銀色。見る角度によって立体的に見えるシール。 ホログラムには全体が立体に見えるモノ、一部が立体に見えるモノ、色だけが七色に輝く平面的なモノの3パターンがあります。 ちゃんと立体に見えるモノは、実際に立体物を作らないと作れないので、原価が高いので貴重なのです。 対して一般のキラキラしてるヘッドは「プリズム」といいます。

ロッチ… 当時ガチャガチャで、「ロッテ」の部分が「ロッチ」になってるニセビックリマンシールが5枚くらい入ったカプセルが買えました。
本物だと思ってた自分のシールが、よく見たらロッチでショックを受けた、なんて笑い話、 僕と近い世代の人は聞いたことがあるのでは(笑?
このニセシールを作ったメーカーは一応オリジナルのシールも作ったらしいですがこれもビックリマンに酷似(笑。
コレがホントのパチモンシールですが、中には意外に格好いいキャラがいたりで現在でも愛好家は多数。パチ物は当然数が少ないので本家顔負けの価値がある物も(笑。
当時は持っていることすら恥だったのにねえ…。

ニセシールは、「ロッチ」の他にも、「会社名部分が空白のもの」、 「ロッテ」とそのまんまコピーしたもの、など色々種類があるみたい。
また「無記名+ロッテのハンコ」や「ゴシック体で書かれたロッチ」など、バージョンは多数。

■んで、ニセシール考察。
僕の持ってるニセシールの中では、
「ロッチ」シールで一番大きなナンバーは「96」
「無記名」シールで一番大きなナンバーは「192」
「ロッテ」シールで一番大きなナンバーは「191」
です。

ニセシールを作った某K社が倒産したのは1988年2月らしいのですが、
その頃出ていたビックリマンは13弾(ナンバーは156番まで)。
まあ新しい弾が出てすぐにニセシールを製造販売できるわけはないですから、
僕の持ってる「ロッチ」シールが「96番」までしかないのを見ても、計算が合いますね。

しかし駄菓子屋の引き物で売られていた無記名のニセシールは少なくとも16弾(192番)まで確認されてるわけで…。
つまり某K社が書類送検された後、少なくとも数ヶ月間は他のメーカーがニセシールを販売し続けていたことになる Σ(@□@|||)。

上に書いたいろんなバージョンのニセシールを全部某K社が作っていたとは思えないので、やっぱりいろんなメーカーがコッソリニセシールを作っていた模様(笑。


ヘッド…いわゆるキラキラシール。たいていプリズムかホログラム。
他にも粒キラ(ラメ)、オパール、レンズ、レインボー、アルミなどの素材があるが、シリーズによって呼び名が異なることも。
ビックリマンでは、ヘッド・天使・お守り・悪魔が基本構造。後になると「次代」なんかも登場します。
対義語は「ノーマル」。ヘッド以外のモノ。
ドキドキ学園…ビックリマンが大ブームを築いた時代、数々の類似品が出ましたが、「ドキドキ学園」「ネクロスの要塞」「秘伝忍法帳」「ハリマ王の伝説」「ラーメンばあ」「ガムラツイスト」あたりは、類似品のレベルをはるかに超えたメジャーシールとして有名。 だから類似品って呼ばないで(笑。
他にも「タイムスリップバトル」「バトル騎士」「魔空の迷宮」「謎のジパング伝説」「困ったときのガムだのみ」「あっぱれ大将軍」「チャニチャニアブゥ」「ビックリコ(これは本家か)」「対決!戦国時代」「モンスターカード」などはレベルが高いと思います。
その他「魔天ドーム」「妖怪道53次」「バトルα」「デンワールド」「アーミー星人」などのマイナーシールも、一見ヘタだが味があって面白い。
僕が子供の頃に持ってた…もしくは知ってたのはこれくらいかな。

特に僕がビックリマンの次に好きだった「ドキドキ学園」は、40日に一回新しい弾が出る、ホログラムシールが1弾に平均4枚もある、プリズムのパターンや色も綺麗、など、「早い・安い・美しい」を実現して、ビックリマンに次ぐぐらい長期的に売れ続け、1000種類以上のシールを生み出しました。(ビックリマンが31弾まで。ドキドキ学園は24弾まで。)
僕の住んでいた辺りではビックリマンは人気ありすぎて「お一人様3個まで」みたいな制限があったので、
かわりに比較的買いやすいドキドキ学園などに走っていったのを覚えています。

今やロッテが多用している、「当たりシール」を普及させたのもドキドキ学園じゃないかと。
バトル騎士とかにもあったかな?でっかいシールがもらえる奴。
(当たりシール:シールの裏に時々「当たり」と書いてあって、それを送ると豪華なシールがもらえた。大抵ホログラムだが、でっかいプリズムシールやアルバムなども。当たりシールそのものの場合も。
ドキドキ学園では、ハガキ・Tシャツ・ノート・ピンポン球(笑)・会員証などなど、実に様々な景品がありました。)


…平均で30〜40枚くらいのシールの集まり。40日〜2ヶ月ぐらいごとに新しい弾が出て、新しい弾が出てしまうと大抵古いシールは手に入れられなくなってしまう。(秘伝忍法帳とかは総入れ替えではなく追加式だったような。) この問題を解決しようとしたのがビックリマンで言うアイス。 アイスにはチョコより古いシールが入っていた。 でもチョコ版とは別バージョンのシールが入ってたり、微妙に違うシールが入っていたため、のちにとんでも無いプレミアが付く事に(笑。

アイス版…ビックリマンはチョコの他、アイス、スナックなどがあり、スナックには確かシールが2枚ついていたような。高確率でヘッドがでると言う噂だったが、首都圏ではあんまり売られていなかった模様。僕の友人が北海道の実家で買ってきてたので、寒い地方ではアイスのかわりにスナックが売られていたのではないかと。 アイス版は濡れに強いシールになっていて、マニアなら一目見ればわかるみたいです。



<その他>

■BMセレクション3超基本講座new

■聖闘士聖矢コレクション

★もどる