◇これまでのあらすじ◇いままでのリレー小説を全部読むのがめんどくさいアナタもコレで大丈夫! 難解な奥義名などはここからコピペだっ!


頭は悪いが腕っぷしはめっぽう強い、主人公『熱井血士雄(あつい ちしお)』は、つばの割れた学帽がトレードマークのちょっとニヒルな番長だ。

彼が旅に出たある日、河原でチンピラ二人にからまれる。

一人はピンクのモヒカンで目の回りに星形のペイントをしたひょろ長。
もう一人はスキンヘッドに稲妻のタトゥーで顔中至るところにピアスをしているデブ。

いつものようにその2人を『喧嘩上等流最終奥義裏式 我王咆吼複龍破』で撃退する熱井。

だがそこに『広域風紀委員』冷多井 雪(つめたい ゆき)が現れ、『服装違反』の容疑で熱井を本部に連行する。
さっきのチンピラは、熱井を疲れさせるための冷多井の罠だったのだ。

着いた先は洞窟の中に立てられた灰塗りの校舎、通称『なかよし地獄学園』
ここは、広域風紀委員に逆らった全国の『校則違反者』を逮捕して収監している刑務所だった!

熱井はここに着くなり、『ピーチボーイ(ピーチタロウ)』と名乗る変な外人教官に、
『いろんな武器が出てくる4次元ガクラン』を奪われてしまう。

熱井は専属の外人教官、『ゲイシャガール』に、この『仲良し地獄学園』を出る2つの条件を聞く。
@生徒同士で行われる殺し合い、『コロシアム』で優勝する事。
A更正する事。


「今回のコロシアムの決勝の相手はあのガクランを奪ったピーチタロウ。ガクランをなんとしても取り戻さねば。」
やむなく熱井はこのコロシアムで戦う羽目になる。

一回戦で熱井は、冒頭で倒したはずのモヒカンと対峙する。
なんなく再度このモヒカンを撃破した熱井だったが、モヒカンが言った

「俺には「あの方」がついてるんだ」
の言葉に、このコロシアムの裏側にある、何か大きなモノの存在を知る。
コロシアムの試合中に、熱井は、かつて『第二次学園抗争』での良きライバル、『辛井寿明(からい・としあき)』と再開を果たす。
辛井も熱井と同じく、この『仲良し地獄学園』に連行されていたのだ。

辛井は、『田中三兄弟』『激辛井流最終“蹴”奥義・炎蛇連襲脚』であっけなく勝利し、

とうとう準決勝で熱井と辛井は激突。
辛井の『激辛流穿刀脚』をかわし、『奥義・一寸撃(ワンインチパンチ)』を決めた熱井が勝つ。

だが熱井は試合中、辛井にある『脱走計画』をうち明けていた。

それは、熱井と辛井で決勝戦の後に実行される『脱走計画』だった。


…決勝戦は熱井VSピーチタロウ。

試合前、辛井は熱井の学ランを奪取しにピーチタロウの控え室に忍び込むと、
すでに決勝戦の前座『なかよし名物・恐怖の前座☆ショウ・桃太郎』に出るため桃のキグルミを着た冷多井によって、
ガクランのポケットには南京錠が取り付けられてしまっていた。

このショウは、桃太郎の劇を大勢で行った後、そのまま桃太郎に扮したピーチタロウと、鬼に扮した熱井が決勝戦で闘うという趣向だったのだ。

辛井は、南京錠のカギを持ったままショウに出た冷多井を追って、お爺さんのキグルミを着てショウに紛れ込むことにした。
辛井がショウに紛れ込んだ事を知った冷多井は、セットに数々の仕掛けを施し、ショウの最中に辛井を葬り去ろうと画策する。



(つづく)
※この先を作るのはそこのアナタだっ!

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