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妖怪バスタールカの大冒険

にっき2008年12月分<好きなゲーム紹介>




妖怪バスタールカの大冒険

スーファミの横スクロールアクション。
今はなきゲーム雑誌、「マル勝スーパーファミコン」のマスコットキャラクターのゲーム。

昔はゲーム雑誌いっぱいありましたよね。
「ファミコン通信」より前に「ファミリーコンピュータマガジン」があったし、
それのライバルだったのが「マル勝ファミコン」。 「マル勝スーパーファミコン」の前身ですね。
アーケードも「ゲーメスト(アルカディアの前身)」だけじゃなくて「ゲーム必勝ガイド」とか色々あったような。



まそれはいいとして、このゲーム、
まず一番の特徴はゲーム中の自キャラが可愛い事!
パッケージや公式イラストのルカより遙かに可愛いです。
何も操作せずほっとくとこっち向いて…

ウインク★

走って壁に激突すると…☆☆ (@□@)ぴよぴよ。

垂直の壁もすっぽんと張り付いて登っていけます。

足場の端に立たせると
「あわわわ」って腕を回して大慌てして…

困った顔。
かわいすぐる(≡Д≡)。
ドットデザイナーが良い仕事してます!
赤髪・ミニスカ・ニーソも好み(´Д`)。
ボイスの「それー」「えいっ」「きゃんっ」とかは若干素人臭いですが、
それがまた慣れるとほほえましく聞こえるのが不思議。

この主人公キャラの動きだけでも見る価値はあると思うのですが、
ただ世界観はシュール。そして操作は独特!

スイカと妖怪だらけになった未来。
主人公ルカが持ってるのはなんとエンマ様の生首。名前はエルヴィス。
この首が吸ったり吐いたりするのがこのゲームの基本アクション。

そこら中に転がってるスイカをすぽんと吸って吐き出して敵をやっつけたり、
壁に吸い付いてすっぽんすっぽん登っていったり、
吸うパワーが上がると天井にくっついて振り子みたいに移動できたり。
画像のように、天井にくっついてボスの攻撃を避けたり。

要は吸盤アクション
ロープのない海腹川背というかヒットラーの復活というか。

敵やボスキャラは学校の机や掃除用具など愛すべき良いデザインのキャラも居ますが
他は割といいかげん。
太った運動部員?や雑誌編集長、全身タイツのムキムキオバケとか、
赤ん坊の格好でハイハイしてくる50代のおっさんとか、妖怪というより汚らしいナンセンスキャラも居ます。
ボーナスアイテムは棒の刺さったナス。
ボーナスステージのゴールは鳥居。



ラスボスは強かったです。
3連戦なんですけど、ボスそのものより、
2戦目と3戦目の間の高速スクロールに何度はさまれて死んだことか。

裏技で残機増やすのと、吸い込みパワーMAXに出来るコマンドがあったので、それで無事クリアできました。

←1戦目2戦目はこんな学生風ですが、3戦目はもうちょっとラスボスっぽくなります。



でもエンディングにはガッカリ。
誰もが「そんなのやだ」って思うんじゃないかと。
見ない方が良いです。
某FFみたいにゲーム中とムービーが乖離してるというか。
「今まで俺が操作してたキャラこんなやつだったのかよ」的なガッカリ。

ただ何度も言いますがゲーム中のルカのい動きは壮絶に可愛いのでやる価値は充分です。
ラスボスを倒した瞬間リセットすれば良いだけのことで(笑。

クセのあるアクションもなれると楽しいです。良くできてます。
全く同じアクションゲームでも主人公がヒゲの中年よりはカワイイ女の子の方が倍は面白く感じるよね(笑。
敵キャラとストーリーを一新して可愛い感じに統一してDSあたりで続編出せば売れそう。




すっぽんすっぽん。