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サイコドリーム

にっき2008年12月分1<好きなゲーム紹介>



最近年齢柄というか友人の結婚式によく行くのですが、
教会で「アベマリア」だっけ?
「ア〜〜ベマリィ〜〜イ〜ア〜〜〜」って曲。
あれを良く耳にします。

でもあの曲を聞くたびにあるゲームを思い出して笑っちゃうんですよ。
不謹慎なんですが(´Д`)。




理由はこれ。
クリアしたのは割と最近なのですが
スーファミの「サイコドリーム」というゲームです。

現代か近未来といった世界を突き進んでいくアクションゲーム。

すごく要約すると、仮想空間ゲームの中に引きこもってしまった少女を救い出すために
少女の夢の中へダイブして冒険していくってな話です。
説明書では数ページに渡りストーリーが書いてあります。


最初やったときは主人公がムチ攻撃してたので
お、悪魔城ドラキュラ?って思いましたがもっとサイバーです。
ボンデージファッションだし。
ただ「いっちゃってる・気持ち悪い」世界観は一緒。

「仮想空間」というだけあって、世界観がすごくオリジナルな感じでいいです。
現実世界のようでどこかおかしい、まさにサイコなかんじ。
敵も気持ち悪くてサイコーです(ギャグ)。
主人公、パワーアップがMAXになると羽根生えます。
妖精みたい(≡Д≡)。

無限コンティニューがあるので難易度はそんなに高くありません。
がんばれば僕でもクリアできるレベル。
パワーアップがMAX状態なら攻撃連射してるだけでなんとか進めます。
ただ1面のボスはMAX状態じゃないと僕は倒せません。

で、何がスゴイって言うと、
実際このゲームの中ではほぼストーリーは語られないところ。
緻密なストーリーはあるのですが、説明書のみ。
エンディングも説明書に書いてあるくらいだし(笑。

つまり、純粋なアクションのみのゲームになってるという事です。

正しいプレイ方法は、
1.説明書でオープニングを読む。
2.ゲームをクリア。
3.説明書でエンディングを読む。
という流れになっております。

こういうの、ネタバレ的には良くないかも知れませんが、
でも最近、一切操作できないムービーやイベントシーンを長々見させられる「ゲームじゃないゲーム」が横行してるので、
これはこれで良いシステムだと思う。

ゲーム中のストーリーは全部、操作可能なゲーム内でうまく表現できてこそ 良いゲームだと思う。
映画見たいなら映画見るし、漫画見たいなら漫画見ます。
ゲームは操作出来るからゲームであって、
いい加減「戦闘機能付き映画」はやめてほしいなあ。
お色気系ゴホウビ以外の長すぎるムービーはただの「ゲーム化失敗」と思ってしまいます。
ゲーム内では2頭身なのにムービーになったら8頭身、なんてのは論外(´Д`)。

あれかね。容量あまってるのかね?
ファミコン時代は2メガビットくらいだった容量が
今はDVDで4ギガバイトくらいあるわけで…
えーと…4ギガバイトは約4000メガバイト、4000メガバイトは約32000メガビットだから…
32000÷2で…
ファミコン時代より16000倍くらい容量があるって事かな?

ファミコンより16000倍もクリアに時間が掛かるゲーム作るわけにもいかないから
容量の使い道が当然3Dとかグラフィックを向上させる方向にいくしかないのは分かるけど…。

ファミコンソフトよりPS2(以降の)ソフトの方が16000倍面白いかというと
そんなことはないわけで(笑。
逆にわかりやすくてファミコンの方が好きな場合が多い。
こんなに容量必要?

ああ、またボヤキ日記になっちゃったよ。
「サイコドリーム」の話に戻って…
1面クリアごとにこの画面。
説明書の表紙の絵だ。

この少女を救う話ですね。


通常状態の女の主人公、
後ろからみるとエロイ。

いいね。



2面は駅。
自動改札があったよ。

ファンタジーでも魔界でもなく、
現実世界が下地になったステージは、逆に怖いです。

ホームに来ました。
電車に無数の目玉のモンスターとか張り付いてやってきます。
赤い電車は…なんでしょうね。 京浜急行(笑?
でも地下鉄っぽいから…どこでしょうね。
柱に「新宿→」って書いてあるから東京近辺だと思うけど。
あんまりこういうステージ、アクションゲームにないですよね。 斬新。
電車の上は良くあるけど(笑。
チャレンジャーとかガロウ伝説とか忍者龍剣伝とか。
このゲームの楽しみ方は、観光。
周りを見てデザイン・世界観・風景を楽しむ事。
見てるだけで「怖楽しい」。

3面はなんと東京タワー!
色は青いけどね。
エレベーターで上っていき、展望台の上でボス戦!
なんか蛾っぽいのが来たような気がするけど、
攻撃連打したままハジッコで風景に見とれてたらいつのまにか倒してました。
ボス戦だったことすら気づかず(笑。
なんでしょうね。
見たことのある風景ってのは脳内補完がスゴイのかな。
ホント観光気分。


あ、あの女の子いた。

ちなみに主人公から出てる黄色いのはしっぽではなく回転ムチ。

4面は夜の都心の公園。

桜が満開!!
いいね(≡Д≡)。


おあー!
ミジンコキター!


と思ったら羽化?したーーー Σ(@□@|||)!!
バッタきらい〜〜〜!!
いや…セミか?!
ということはさっきのはセミの幼虫?!

5面は高速道路を高速スクロール(笑。

写真が少ないのは高速スクロールで風景を楽しんでる暇がなかったから。
何故かボスはクラゲ。
全ボス中一番弱い。

6面は…
あやしい遊園地!!

アレっぽいお城や、エレクトリカルパレードが背景に。


こちらがラスボスの一部。全貌は見て確かめてね。
股間部にあの女の子がいます。
で、冒頭で書いた「アベマリア」、 このラスボス戦の音楽なんですよ。
ヤバイ!イカレてます。

気持ち悪い巨大モンスターのラスボスなのに、
背景は楽しげなエレクトリカルパレード!
曲はいたって静かで荘厳な「アベマリア」!
すべてがミスマッチで最高の気味悪さ(笑。
いい世界観です!

しかもスーファミ音源のストリングスだから、 微妙に電波っぽい音楽なんですよね。
それがまた怖い。

ラスボスは結構強い。
まず右手と左手を破壊しなきゃいけないのですが、
1歩ずついろんな場所で立ち止まったまま攻撃してみて、
あまりダメージを受けない場所を探し、
(完全な安全地帯はないですが)そこで連打。
僕は右側と左側で安全地帯は違う場所でした。

次は頭が襲ってきますので、
ゆっくり迫ってきたら飛び越えて後ろから連打。
迫ってきたら飛び越えて後ろから連打、の繰り返し。
ヘタに下に降りてしまうと頭がすごいスピードで飛んでくるので中段の足場くらいがいいかと。

ということで、
結婚式で良く歌われるあの曲が流れると、
「まず右手を破壊しなきゃ!」
と思っちゃうんですよ(笑。


例えはかけ離れてますが、
もし結婚式でスーマリのクッパの音楽が流れてきたら
ちょっと笑っちゃうでしょ?
「くぐって斧取らなきゃ!」
とか思っちゃうと思うんですよ。
…思わないか(笑?

少女救出!
エンディングは説明書を読もう。
後ろの方にさわやかな絵とともに載ってます。

スタッフロールは「ね〜むれ〜ね〜むれ〜」ってあの子守歌。
後半は子供の笑い声とか入ってるんだけど妙に不安にさせる(笑。

ちなみに一切触れてませんでしたが、
プレイヤーキャラは2人から選べます。
もう1人は男か女か分からない騎士みたいな人「リョウ」。
説明書の顔は明らかに女ですが、
←ゲーム内では男っぽいです。

僕はこのボンデージ妖精の子(マリア)しか使ってませんが。