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マカイテンショウ せんごくのまんだらがっせん
【旨】
【忍】
チョコバットや源氏パイで知られるサンリツ製菓より発売。
正式名称は「魔界転生 戦国の曼荼羅合戦」かな?
当時流行ってましたよね。
「里見八犬伝」や「帝都物語」と並んで「魔界転生」。
真田広之だったかな?
そういう「和風SF」と言うべきジャンルに、
これまた当時流行ってた「RPG」っぽいアイテムの要素を加えたのがこのシール。
三立製菓から30円で発売。
ただこのシールについてたお菓子(逆だろ)、「クッキー」だったんですよね。
ビックリマンなどの乾き物ウエハースなら良いんですが、クッキーって油がすごいんです。
でシールがすっごい油吸ってることがあって。
何割かは油で茶色く変色しちゃってます。
一番上は唯一持ってるヘッドシール。
なんか大きさ違います(笑)。
聖・魔 の武将の対決シールと言うことで、
ほぼ全部のシールが対になっています。
「卑神子 菜神子」は両方聖っぽいけど、
あとは善と悪でよく似たキャラの対比があります。
キャラがペアになってるのは他に「魔鏡伝説」がありますね。
一番の特徴はシールが縦長で、下にアイテムシールが付いていること。
下の方にあるチラシを見ると、部下からこのアイテムシールを集めて戦うらしい。
多くのパチモンオマケシールはただのキャラクターのブロマイドでしかないですが、
こうして一ひねりしてシールで遊べるギミックが用意されているオマケシールもいくつか。
キャラとアイテムがセットになっているオマケシールは「ネクロスの要塞」「仮面武闘界」など。
また独立してアイテムシールが存在するのは、「RPG忍者」、「ドラゴンワールド」、「ガムラツイスト」「ビックリコ」など。
オマケシールブームとファミコンのRPGブームが重なってるからだと思われます。
他にも
ギャグのネタ帳的なモノ(めざせまるきん・ひょうきんマン・ドキ学妖怪・初期のビックリマン)、
パズルの様に広大な地図の一部になっているもの(快怪魔界・オムロの謎・アリバイをくずせ・空転戦士)、
壮大なストーリー読み物の片鱗として個々があるモノ(ビックリマン・ガムラツイスト・らーめんばあ)、
ゲームに特化したモノ(すごろくモンスターシール・ネクロスの要塞)など様々。
いずれも何枚も集めることで対戦に強くなったり、全貌が明らかになったり、キャラが完成したりと、
多く数を集めたくなる様な仕掛けになっている。
ただ実際は「メンコの裏のホームラン」とか「カードダスのバトルポイント+パイロット」とかと同じく、
詳しいルールがよくわからないので遊んだ記憶は無い。
遊んでみたことがあるのはネクロスくらいか。
ビックリマンの「貼って貼られて貼り替えされて?」なんて遊びにも何もなってないよね。
絵は…うまいんだけど全体的に「シモぶくれ」だよね…(笑)。
江戸時代の人が見たら男前!って思うんだろう。
お陰で只でさえ対になってるキャラ同士は似てるのに
他のキャラ同士でも見分けが付かないモノも。
またヘッドやアルミが少なく、全体的に地味な感じ。
あんまり売れなかった様で、何弾も出てないと思います。
いわゆる戦国モノ、武将モノは、
ロッテから出た「あっぱれ大将軍」や
ヱスビー食品の「対決戦国時代」の
レベルが非常に高く、
絵やデザインはそっちに完全に負けちゃってますね。
プレイングマニュアルという名のチラシ。
中央あたりのシール、
「水酢間氏(みずすまし)」の色、なんかおかしくない?
上の製品版だと背景青、鎧赤だけど
このチラシだと背景黄色、鎧青になってる。
このチラシの左下にいる女の子シール欲しい!
「ケケケの来た子」に対応するキャラみたいだね!
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