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【美】
【萌】
【忍】
お菓子目的で買ってました
他に「魔空の迷宮」などを発売しているS&Bから発売。
50円。ギョーザ味や焼きそばソース味が存在。
今はなき下町やきそばみたいなお菓子だったかな?
スナックの油が染みない様にシールは透明の袋に入っていた。
オマケシールでは珍しく美味しくてこのスナック食いたさでよく買ってました。
1弾〜3弾は史実にある程度忠実に東軍と西軍に分かれたシールが展開。
忍者がプリズムで敵のパワーを30下げる効果、というのもヘッドとしては珍しいが、
お百姓さんが金アルミでパワー151、
徳川家康が銀アルミでパワー98
というのが面白い。
百姓の方が戦国武将よりも強い!
唯一のホログラムシールはなんと「城」!!
オモテに何も書いてない。
もしこれだけ押し入れから出てきたら、
どっかの観光地で買ったお土産かと思っちゃいそう。
れっきとした対決戦国時代のシールです。
こうやって遊ぶみたい。
知ってる人だけ上げていきますよ(笑)。
これがヘッドの忍者達だ!
アイテムシールも。
他にも弓矢・槍・砦・長刀・鍬・大砲なんかがあるよ!
弾を重ねるごとに全く新しいルールが加わっていくので
ゲームとしては未完成?
そして最終弾4弾は「超位相(ハイパーディメンション)」と称して、
古くは邪馬台国の卑弥呼から、
新しくは幕末の徳川慶喜まで、
歴史上の英雄・偉人が時空を超えて戦国時代に集結!!!
こいつが元凶の火雷天神!
時間軸を超える稲妻で異時代人を
戦国の世に次々と送り込んでくる!
時代考証ぶっ飛ばした歴史浪漫!
お祭り騒ぎに!
なんでこの2人だけ社会科の資料集から模写したみたいなリアル絵なのよ…。
<クニヲ アケナサァイ…
かわうい。
■印刷の綺麗さ
余談ですが、
この対決戦国時代を始め、当時のオマケシールの多くが
プリズムシールだけは他のシールと違い、
「インクの多重印刷」で作られたモノなので、非常にキレイです。
どういう事かというと、
こちら、ビックリマンの「スーパーデビル」。
上が25年以上前の当時のビックリマン
下がつい数年前に出た復刻版です。
何故か新しい方がくすんで見えますよね。
経年劣化で黄ばんだみたいに。
少なくともこの時点ですでに
当時モノの方が色の発色が良いのが分かると思うんですが
拡大してみるともっと分かります。
当時のビックリマンは、
水色なら水色のインクを、
塗料を混ぜて作って、それを印刷してるんです。
シルクスクリーンとか言うのかな?
プリズムのシール台紙に、透けない様に白いインクを載せ、その上に
各色「そのものの色のインク」を何度も何度も乗せて、最後に黒の輪郭線を乗せて作られてるわけです。
中間色も、絵の具を混ぜる様にそのものずばりのインクの色で印刷する為
同じヘッドでも作られた時期によって微妙に色合いが違ったりはする物の、
素晴らしい発色とカッキリした境界が出来るわけです。
一方復刻版は1度か2度の印刷でシールができあがる様に
このように拡大するとドットで構成されているのがわかります。
基本印刷機に元から入ってるCMYKの4色程度だけで全ての色を表現しようとするため、
こういう原色によるドット印刷で中間色を表現するしかないんです。
ドットは印刷機に元から入っていない特色(蛍光色などの特殊な色の塗料)は一切使えないわけですから、
どうしても色がにじんでくすみますし汚く見えます。
しかも背景も、黒プリズムを用意するのではなく、
普通の色のプリズムに黒のドットを印刷して擬似的に黒プリズムにしていることがわかります。
遮るモノ無く「プリズムむきだし」なのと「上に黒いインクがかぶっている」のではキラメキが違って当然です。
最近のビックリマン伝説のアルバムなどに付いている復刻版プリズムシールが全然キラキラ光らないのも、
「ホロコレクション」の色つきホログラムが全然ハッキリ見えないのも、こういう事じゃないかと思います。
21世紀になったのに一向にオリジナルより綺麗なモノを作れないなんてなんか悲しい。
てなわけで「インク多重印刷」のシールは、「ドット印刷」のシールと比べて
かなり見た目がキレイ、という事が分かって頂けたと思います。
実際に見比べれば「サインペンで書いた絵」と「セル画」くらい印象が違う物です。
もちろん当時からビックリマン以外ではドット印刷はよく使われていますし、
ビックリマンでも後期やアイス版などはドット印刷なのでこれが悪いとは言いませんが、
やはり手間暇かけて作られたモノは違うな〜というわけです。
ビックリマンはもともと原画のほうもセル画で作ってますので、
最初から最後まで絵の綺麗さが全然違うって事ですよね。
品質が良い王者の風格。
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