■いっこもどる■
■おまけ
『携帯機でマリオをやるにはどれが一番いいのか?』
今回はそんなどうでもいいテーマを真面目に調べてみました(笑。
それがね、違うのよ。
比較したのは
「ゲームボーイアドバンスSP」(以下SP)
「ニンテンドーDSライト」(以下DS)
「ゲームボーイミクロ」(以下ミクロ)の3つ。
外でもマリオ修行をするにはどれが一番か?
ファミコン版を基準に、どう違うのかを徹底比較していきたいと思います。
マリオ1・2はゲームボーイアドバンス(以下GBA)で発売されてます。
ファミコンがなくてもこっちなら手軽に楽しめます。
ただマリオ2はあんまり見かけないので、秋葉原にでも行ってください(笑。
マリオ3も、「マリオアドバンス4」、
マリオ4(スーファミ)も、「マリオアドバンス2」で、
それぞれ出てます(ややこしい)。
ちなみにこのページでは「DS」は「ニンテンドーDS」の略。
「ディスクシステム」の事ではありません(ややこしい笑。
■ファミコン版とGBA版の違い。
まずあきらめなければいけないのは、画面のタテヨコ比率。
上の画像、左がファミコン版、右がGBA版(のDS画面)です。
2枚の画像の高さを揃えると、GBA版の方が横に長いのがわかりますでしょうか。
GBA版はブロックが全然正方形じゃないんですよ。
GBA版はさらに左右と上の表示もカットされています。
左右の雲の外側や、数字の上側を見るとわかりますよね。
ホントどうでもいいことなんですが、
「ジャンプの飛距離」の感覚が変わってしまうので、最初はちょっと違和感。
これは、ファミコンの解像度が
「256×240ドット」なのに対し、GBAは
「240×160 ドット」なので、
どうしても横に16ドット、縦になんと80ドットも足りないわけです。
「ファミコンよりGBAの方がスペックは上」としか思ってなかったので、
調べてみてこんなに差があったのか!と驚きました。
縦のドット数はファミコン版の方が1.5倍も上 Σ(@□@|||)!
レンガ1個(輪郭除く)もファミコン版では高さが3ドットなのに対し、
GBA版では2ドットです。
で、「でかマリオ」の状態のドット絵をよく見てみると、
ファミコン版(右)は、
16×32ドットで描かれているのに対し、GBA版(左)は、
16×25ドットで描かれていました。
両方とも、キノコを採った状態のデカマリオですよ?
ファミコンは実際には正方形ではなく横長のドットなので、
(ドットというか走査線?)実際はここまでの差はないんですが、
←ドットのマス目を揃えてみると、こんなに違うんですね。
GBA版は幅は一緒だけど縦が78%になってる。これが横長に見える原因。
80ドットも足りないんだからしょうがない。
そして、この「左右の表示が足りない」という事は、
裏技の「隙間ブロック登り」の感覚が全然違うということです。
まず左。
オリジナルのファミコン版では
マリオ1人分より狭くすれば登れますが…
右のGBA版では、
穴がほとんど見えなくなるまでスクロールさせないと
登れません。
あとどうでもいいけどGBA版ではマリオが赤いような…。
服の緑色の部分が茶色になってます。
■画面比較
それでは携帯機同士の画面の見やすさを比較。
まずはDS画面。
全く問題ありません。
DSは「256×192ドット」、GBAは「240×160 ドット」なので
ドット差ぶん、画面の回りに黒い囲みが出来ちゃって多少小さくなりますが、
まず問題ないです。
SP画面。
ご覧の通り残念ながらかなり暗く、見にくいです。
SPが出たときは「見やすい〜!」って感動したモノですが(笑。
いまや質の悪いブラウン管テレビを見てるかのようです。
なんでフロントライトにしちゃったかな(´Д`)。
(DSやミクロはバックライト)
でも本体は超軽い。
ちなみにDSライトが218g、ミクロが80g、SPが143g。
ただ、画面の大きさはDSよりSPの方が大きいので、
テレビでやってる感覚に近いです。
ミクロ画面。
すごく綺麗です。
画面は相当小さいですが、
マリオみたいな単純なゲームなら、そんなに苦になりません。
何より携帯ゲーム機としては、小ささは武器です。
すぐ家で行方不明になるけど。
■総合評価
その他の操作性などについて点数を付けてみました。
「画面」は綺麗さ・見やすさ・大きさなど。
「操作」はファミコン版を基準にした操作性。
「外見」は現在電車でやった時の見た目や恥ずかしさ。
各5点満点。
■DS
画面:★★★★★
操作:★
外見:★★★
画面の見やすさは完璧。
でも操作性はいまいち。
Aを押してからマリオが実際にジャンプするまでに微妙にタイムラグがあり、
1ブロック連続ジャンプなどはファミコン版に慣れた人には難しい(-3)。
さらに、Bボタンのかなり斜め右上にAボタンがあるため、
右手は上から抱え込むように不自然に持たなければならず、
Bダッシュジャンプがやりづらいわ、(-1)見た目、電車の中では恥ずかしいわ(-1)。
また、画像の通りGBAソフトが本体からはみ出すのも恥ずかしい(-1)。
低難度のマリオ1をとりあえず触りたいだけなら問題ないですが、マリオ2の修行には不向き。
DSはやはりGBAソフトも使用可能というだけで、完璧ではない。
■SP
画面:★★
操作:★★★★★
外見:★★
画面は見にくい。日差しなどでもっと見にくくなることも(-3)。
サイズが大きいのだけが救い。
でも操作性は完璧。言うことなし。
ファミコン版と全く変わらない操作性でストレスなくプレイできる。
DSやミクロと違って、ABボタンの中心が凹んでるのもファミコンと同じ!操作しやすいです。
持ち運びにも軽いし大きさもちょうどいい。
ただ、今時SPを持ち歩いているのは電車の中で結構恥ずかしい(笑(-3)。
■ミクロ
画面:★★★★
操作:★★★
外見:★★★★
画面はDSに劣らず綺麗だが小さいのでマイナス1点。
操作性はかなりいいんですが、十字キーがグラグラしてるからか、「しゃがみ滑り込み」などがしにくい時も。
マリオ2では複雑なテクニックが必要なため、
ファミコン版と全く同じ動きをするのには慣れが必要(-2)。
ちょっとコケた感のある過去のハードですが、
スタイリッシュだし、見た目はそんなに恥ずかしくない(-1)。
■結論
「GBA版マリオ1・2をやるには?」
という条件で3つのハードを比べてみましたが、
ミクロ:11点、SP:9点、DS:9点
という結果に。
ただ、「SP」と「DS」は同じ点数ながら、
「画面は綺麗だけど操作しにくい」DSよりは、
「画面は暗くても操作感はファミコンと同じ」SPの方がオススメです。
僕はアクション苦手で操作性重視なので。
またSPのマイナス要因、「電車の中で恥ずかしい」という部分は
本人の気持ちで何とかなるし(笑、家の中でやるぶんには問題ないですから。
というわけで、
携帯マリオやるなら「ミクロ」がオススメ!
ミクロを持ってない人は、電車の中ならDS、家の中ならSPで!
DSしか持ってなくてマリオがクリアできない人はSPでやってみよう!
操作性がいいのでやりやすいですよ!
以上〜〜( ̄ε ̄〜)。